ぽしぶるについて

すべての可能性を信じる!!

目が覚めた時間に「そろそろ起きる〜」と声をかけると、「〜しているからちょっと待って」と言われる。「○○に行きたい」と言うと「危ないからやめといたほうがいいんじゃないか」と言われる。こんな経験がみなさんはありますか。
障害者は、家族や施設の職員などの心配や都合により、自分の意見や意思が損なわれてしまうことがあります。家族・施設の職員からの手を離れ、「介護」というものを受けながら、自己決定のもと地域で自分らしく生きていく。障害があっても地域の中で、誰かの手を借りて、「できないこと」を「できること」に変えていく。自分の体の奥底に隠れている「力」を自由に表現し、発信していく。障害のある者もない者も一緒になって、お互いの可能性を信じ、新しい社会をつくっていけるように取り組む。それが、私たち「ぽしぶる」です。

-“ぽしぶる”に込めた思い-

ぽしぶる(POSSIBLE)には、「可能なこと、可能性」という意味と、「全力、最善」という意味があります。
当法人は、重度障害者の自立と社会参加を全力で支援しています。

-活動理念-

一、 誰にでも可能性があることを信じる。
一、 障害者も地域で生活するべきである。
一、 障害のある人もない人も隔たりのない社会の実現。
一、 ありのままの自分の人生を築く。

-自立生活の応援-

障害があってもなくても、自分の意志で選択し、自分の責任で決定し、自分らしく、ありのままに生きていくこと。それは当然の権利です。
私らしく、あなたらしく、それぞれの生き方に責任と自信をもって生きていく。そんな生き方を実現するために、私たちは自立生活をサポートします。何から始めればよいのか、どんなことが生活を送る上での壁になるのか、自立を支援するってどうやればよいか…
あなたの「わからない」にお答えします。まずは事務所を訪ねてください。
当法人には、障害者スタッフ、ケアスタッフ(介助者)がいます。人が持つ「可能性」について話し合いましょう。

-自立とは-

「自立」とはひとり暮らしをすることですか?とよく聞かれます。私たちは「自立=ひとり暮らし」だとは思っていません。どのような環境下で暮らしていようとも、「自立」はできるからです。ただ、「ひとり暮らし」は「自立」に必要な意思決定の場面や、自らの判断によって責任を負う機会が数多くあります。
親元や施設では誰かが守ってくれます。それはときに主体性を奪います。ひとりで暮らすということは、全て自分で選び、全て自分で決めて、全て自分で責任を負わなければいけません。そこに「自分の人生の主役は自分」という主体的な生き方が生まれます。ひとり暮らしから得られることはたくさんあります。段階を経た自立・地域生活への移行支援、地域生活を学び、トレーニングすることができる機会を提供します。

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