自動車事故対策機構・沖縄支所で、福岡の支所とオンラインでつなぎ、合同交流会が開催されました。
「介護者亡き後の生活など〜制度や支援の実態〜」というテーマで、福岡市障害者基幹相談支援センターの相談支援専門員の講演を聴きましたが、拠点の整備や住まいのこと、家族以外の介助者、お金のこと、実際に問題が起こらないと対処はできないのですが、問題が起こってからでは簡単に解決できないので、早めに準備しておくことが重要だと感じました。また、実際にそれを私は20年前から実践してきたわけですが、やはり私が考えていたことが間違っていないことが証明されたという感じです。自立はそんな簡単にできるものではなく、ある程度準備期間を経てやる必要があると強く実感しました。
また、介護保険への移行と併用の話もあり、制度をどのように活用するのかの話もありました。現在、私の周りでも65歳になって、それまで障害者の制度が活用できていたのに、いきなり介護保険になって使えるサービスが変わり、生活の質が落ちたと言う声が聞こえてきます。緩和策も施されていますが、そもそも65歳で支える制度・法律が変わるってことが問題。うまく制度を活用するには、まだ課題が多いと考えています。
多くの後遺障害者やその家族が参加していて、問題を抱えながらも生活している様子が伺えて、大変勉強になりました。