DPI女性障害者ネットワーク新実態調査報告書完成報告会in京都にウェビナーで参加しました。
恥ずかしかったです。なんとなく「無関心ではないよ」という感じでこれまでいましたが、それがいかに知ったつもりであり、なにも知らなかったかを自覚できました。
サブタイトルが「私たちが性暴力被害者への支援にもとめていることって」。「性暴力被害者支援」は、障害のある女性より障害のない女性のためのものになってしまっているということ。障害女性が置き去りにされていることを強く感じました。
特に「望まない異性介助」の深刻さを2名の登壇者が報告されましたが、深く考えさせられました。異性介助の問題は周りでも聞こえてくるので「大変だよな」とは思いつつも、深刻にはとらえていませんでした。介助が必要であるから声が上げられない、声を上げにくい状況に追い込まれる。周りの無理解が、被害を受けるリスクを高めている。個人が特定の状況下で、自分の意志に反して異性からの支援や介助を受けることがどれだけ尊厳を踏みにじるかをあらためて考えさせられました。まさに性的嫌がらせ、セクシュアルハラスメントですね。この深刻な被害が認識されていないのが現状なんだと知りました。
知り合いの実行委員から「男性で参加していたのは、あなただけだと思います」と聞かされました。これこそが被害を大きくしている要因のひとつだとも思えます。
もっと関心を高めます。