ニチイ学館神戸ポートアイランドセンターにて開催された「ロボットリハビリテーションセンター公開シンポジウム」に参加してきました。
最先端技術の支援を受けて社会生活を充実させている障がい当事者のパネルディスカッションがあり、それぞれの義手や義足を使った社会参加が語られました。中でも藤井磨さんの「先人の跡をたどる」旨の話は、我々頸髄損傷者のセルフヘルプと同様に、自分の人生を新しく創っていくために必ず通る道であると共感した。
それにしても、ロボットリハビリテーションセンターの「チームアプローチの必要性」の中に、当事者が含まれていないのはやはり日本のリハビリがまだ「医学モデル」に囚われている証。登壇したパネラーを社会復帰のコーディネーターにでもすれば、完璧なチームアプローチになるのに。
医療従事者と技術者だけでは、「社会復帰のその先」が描けない。実に残念。