先日、障害平等研修(Disability Equality Training:DET)を職員の研修会として開催しました。
ZOOMで開催したのですが、無事に終えることができて、ホッとしています。
この研修は世の中の差別をなくすためのプログラムで、障害者の社会参加や多様性に基づいた共生社会を創ることを目的として、障害者自身がファシリテーターとなって進めるワークショップ型の研修です。
3時間に及ぶ研修ですが、参加している者としてはあっという間に時間が経ち、もっと時間が欲しい!と思うほど、中身の濃い~研修でした。
その中で「障害とは?」「障害はどこにある?」という問いかけがあり、これまで自分なりの答えがありましたが、それを掘り下げていくと頭がプチパニック状態に…(笑)
でも、そこはファシリテーターと同じグループの方と話し合っていく中で、気づき、整理できていくんですよ!
私なりの考え↓
障害とは平等ではないこと。生きていく中で(住む場所、仕事、学び、遊びなど)何を選び、決めるかは本人の意思によるものですが、その選択肢の数が同じではないことが不平等であり、社会に阻まれている。社会と言っても幅広く、地域で生活する重度障害者の支援をしている中で、社会に阻まれている障害に気づき、障害者だけの問題として捉えるのではなく、私たちの問題としてみんなで取り組むことが大切だ。
ぽしぶるの理念に「障害者も健常者も隔たりのない社会の実現」とあります。隔たりを解消していくにあたり、結果も大切ですが、障害者と一緒に取り組んでいくプロセスが重要だということを改めて学ばせていただいた研修でした!
5名の障害者によるファシリテーターが2日間にわたり、東京、埼玉、群馬、徳島、兵庫と様々な地域から講師を務めていただきました!
オンラインならではの講師の布陣!
講師の皆様、本当に2日間ありがとうございました!