2018年6月22日 最終更新日2024年03月25日 by admin

高次脳機能障害に起こりうる症状⑧

今回は、「失認症」についてです。この症状も、高次脳機能障害の一つですが、「失認」とは、視力,聴力,触力などの一次的な知覚機能に障害はないにもかかわらず,対象を把握できない認知の障害をいいます。 この障害の一つに「半空間無視」という症状があります。この症状は、見えている右半分あるいは左半分の空間しか認識できない現象です。例えば、食事の際に半側の料理にまったく手をつけていないにもかかわらず、本人は全部食べたと自覚していることなどの症状です。 ここまで、高次脳機能障害に対する私の対処方法と起こりうる症状を書いてきましたがどうだったでしょうか?人によって症状も度合いも違うため、理解が難しいと思います。しかも、人に誤解されやすい障害です。1つだけでも、覚えてもらって、このような症状の方がおられたら、高次脳機能障害かもと分かってあげてください。よろしくお願いします!

さて、ここからは、クイズだぜ!じゃ~前々回のクイズの答え合わせから!

Q.『ありがとうの反対の言葉は何でしょうか』               A.『あたりまえ』         「ありがとう」は漢字で書くと「有難う」・「有難(ありがた)し」という意味です。あることがむずかしい、まれである。めったにない事にめぐりあう。すなわち、奇跡ということだ。奇跡の反対は、「当然」とか「当たり前」になります。誰しも、今日と同じ日が明日も繰り返されると思う。今日、誰かと出逢い、話し、笑い、食事をして、仕事ができる。こんな当たり前だと思うことが、本当は奇跡の連続なんです!熱く語ってしまいましたが(笑)、今日のクイズいきます!

Q.大阪名物のタコ焼き!大きいタコが入っているとそれだけでもうれしくなりますよね。実はこのたこ焼き・・・発祥は神戸である。○か×か。       関西に住んでたら、知ってるよね~?(笑)

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